2021年度 JSCA国際標準化セミナー
【 講演動画 】 2022.02.09 Web 開催
※動画は当日の講演録画(teams)をGoogle Driveより配信しています。
2021年度 JSCA国際標準化セミナー
【 講演動画 】 2022.02.09 Web 開催
※動画は当日の講演録画(teams)をGoogle Driveより配信しています。
ー お知らせ ー 2023. 6. 7
本講演動画「国際規格の開発について: 提案から発行まで」 (野中秀彦先生) においてスライド「ISO規格開発のプロセスチャートⅡ」(10ページ)に訂正個所がございました。訂正後の正しいスライドは同講演資料.pdfをご覧ください。
「VAMASからISO : Seah博士を偲んで」
吉原 一紘先生(国立研究開発法人物質・材料研究機構(名誉顧問) )
英国National Physical Laboratory (NPL)フェローのMartin Seah博士が2021年6月5日に79歳で亡くなられた。博士は長年に亘り表面分析法の信頼性向上に関する研究に携わり、表面分析法を体系化するという大きな仕事を成し遂げられた。また、VAMASからISOにいたる表面分析法の標準化に関する活動においては中心的な役割を果たしてこられた。博士は何度も来日され、我が国の表面分析の研究者や技術者に大きな影響を与えた。講演では、Seah博士がピークエネルギー位置の基準値を設定した研究過程を例に取り、博士の研究に対する考え方の一端を紹介するとともに、VAMASからISOに至る博士と日本との関わりを振り返る。
アップロード日:2022/09/29( 約35分 )
「ISO/TC201/WG4〜生物試料の表面分析に関する国際標準化〜」
木村 芳滋先生(神奈川県立保健福祉大学)
ISO/TC201/WG4は発足当初は標準化の対象がBiomaterial(生体材料)であったが,2019年TC201つくば総会において対象をBiological Material(生物試料)に変更し、細胞・組織など生物そのものの表面分析の基礎技術を標準化する方向に舵をきった。本発表では今年国際規格として成立したISO20579-3:2021 Surface chemical analysis Sample handling, preparation and mounting Part 3: Biomaterials について規格成立までの経緯と今後のバイオ関連の国際標準化の動向について紹介する予定である。
アップロード日:2022/09/29( 約23分 )
「国際規格の開発について:提案から発行まで」
野中 秀彦先生(国立大学法人筑波大学)
これまでにISO/TC 201の国際幹事(2009年~2014年)と国際議長(2015年~)を務め、TC直属のWGからの新規提案等に携わってきた経験から、国際規格の提案から発行までに至る開発について概説します。本講演が、現在ISO規格の開発中またはこれから新規提案を行う方々のみならず、経験されてきた方々の確認となるよう開発段階のマトリックス表示、各開発段階の事項をまとめたプロセスチャート、eCommitteeや各種Formなどの紹介と説明を行い、最後に、開発全体における留意点やヒントを述べて結語とします。
アップロード日:2022/09/29( 約20分 )
※ 本講演動画「国際規格の開発について: 提案から発行まで」 においてスライド「ISO規格開発のプロセスチャートⅡ」(10ページ)に訂正個所がございました。訂正後の正しいスライドは上記講演資料.pdfをご覧ください。
「TEM試料作製技術としてのFIB加工技術の国際標準化」
亀井 一人先生(日鉄テクノロジー株式会社)
FIB加工によりTEM観察用試料を作製する対象は半導体材料から金属材料、無機材料、有機材料など多岐に渡る。また利用ユーザーも様々で、操作手順や装置性能の評価など技術標準化へのニーズが非常に高まっている。本規格を我が国主導で実現すれば、装置メーカーのシェア挽回やナノ材料などの先端素材等の開発加速、当該分野の技術者の育成も容易となる。このような観点に鑑み、JSCA/AEM-WGでは2019年にWWで標準化ニーズ調査を実施した。結果にもとづき2021年よりFIB用語に関する国際標準およびFIBの基本的な操作方法のガイドラインに関する国際標準開発に着手した。これまでの取り組みや今後の展望を紹介する。
アップロード日:2022/09/29( 約19分 )
「ISO/TC202/SC4 国際標準化への取り組み」
野久尾 毅先生(日本電子株式会社)
ISO / TC202 / SC4は走査電子顕微鏡(SEM)に関わる国際標準化を進めている。日本のISO / TC202 / SC4対応組織は、表面化学分析技術国際標準化委員会(JSCA)傘下の国内対応委員会(WG)で、装置メーカーや公的機関から選ばれた9名の委員により構成されている。近年SEMは小型化が進み、より広い市場において多くの用途で使用されるようになり、また装置メーカーも増加している。ISO /TC202 /SC4では、今後も拡大が予想される市場ニーズに応えるよう積極的に国際標準化を推進したい。
アップロード日:2022/09/29( 約18分 )
< お問い合わせ > 一般社団法人 表面化学分析技術国際標準化委員会 事務局 〒305-0051 茨城県つくば市二の宮 1-2-3 ベルコムつくばビル 202号室 TEL:029 -893 -5371 FAX:029 -893 -5372 E-MAIL:jsca@jsca-jisc.org アクセス
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